MENU

行政書士の講座おすすめ10社を比較|費用・合格率・サポートで選ぶ失敗しない講座選び

行政書士 講座 おすすめ記事アイキャッチ画像

行政書士の講座は主要なものだけで10社以上あり、受講料も3万円台から30万円超まで幅があります。合格率12~14%の国家試験において、講座選びは合否に直結する判断です。

「どの講座が自分に合うのかわからない」「合格率の数字を信じていいのか不安」——そんな迷いを抱えていませんか。この記事では、費用・合格率・サポート・教材・合格特典の5つの軸で主要10社を比較し、自分の条件に合った講座を絞り込む判断基準を整理しました。

読み終える頃には、候補を3社以内に絞り込めるはずです。

行政書士の講座を選ぶ5つの判断基準

行政書士の講座選びで失敗する人には共通点があります。「合格率が高いから」「有名だから」という1つの理由だけで選んでしまうこと。講座ごとに強みと弱みが異なるため、複数の軸で比較しなければ自分に合う講座は見つかりません。

ここでは、講座を比較する際に必ず確認すべき5つの判断基準を取り上げます。

①.費用は「合格までの総コスト」で比較する

講座の受講料だけを見て「安い」「高い」と判断するのは危険です。合格までにかかる総コストで比較しなければ、実質的な費用感は見えてきません。

総コストには、講座の受講料に加えて以下の費用が含まれます。

  1. 追加テキスト・問題集の購入費
    (3,000〜10,000円程度)
  2. 模擬試験の受験料
    (1回3,000〜5,000円、2〜3回推奨)
  3. 不合格時の再受講費用
    (割引なしの場合、再度全額負担のケースも)

たとえばスタディングは受講料34,980円〜と最安ですが、紙テキストはオプション(別料金)です。一方、アガルートは129,360円〜と高めながら、合格すれば全額返金制度があります。

月額換算で見ると、スタディングは約2,915円/月、フォーサイトは約4,567円/月(54,800円÷12ヶ月)。この「月あたりいくらか」の視点を持つと、高額に見える講座も判断しやすくなるのではないでしょうか。

「安さ」だけで選ぶと、サポート不足で挫折→再受講→結局高くつくリスクがあります。費用は「合格するまでに総額いくらかかるか」で判断してください。

②.合格率データは「算出基準」を確認する

各社が公表する合格率には、算出基準に大きな違いがあります。数字だけを比較して「この講座が一番合格率が高い」と判断するのは早計です。

主要講座の合格率と算出基準は以下の通りです。

講座公表合格率算出基準
フォーサイト49.4%受講生アンケート回答者ベース
アガルート46.82%受講生ベース
TAC66.2%公開講座受講生を含む
(対象範囲が広い)

TACの66.2%が一見最も高く見えますが、公開講座(単科)の受講生まで含む数値であり、フルコース受講生だけの合格率ではありません。

フォーサイトの49.4%もアンケート回答者ベースのため、未回答者(不合格者が多い傾向)が含まれていない可能性があります。

「合格率が高い講座=自分も受かる講座」ではない——この点は押さえておきましょう。

合格率を見るときは、①算出基準(何を分母にしているか)、②合格者数の実数、③データの透明性(根拠が公開されているか)の3点を必ず確認してください。

③.サポート体制は「質問方法」と「回数制限」で選ぶ

行政書士試験の学習では、法律用語や条文の解釈でつまずく場面が少なくありません。そのとき質問できるサポートがあるかどうかが、挫折率に直結します。

サポート体制で確認すべきは「質問方法」と「回数制限」の2点です。

講座質問方法回数制限その他サポート
アガルートFacebook質問広場無制限月1回カウンセリング
伊藤塾メール・電話無制限スタッフカウンセリング
フォーサイトメール
(ManaBun)
回数制限あり
(コースによる)
スタディングQ&Aチケット制有料
(チケット購入)
AI問題復習機能
ユーキャンメール1日3問まで添削指導あり

「質問する機会は少ないから不要」と思いがちですが、学習中盤の民法や行政法で壁にぶつかると、1つの疑問が解消されないまま先に進めなくなります。

質問サポートの有無は、合格率以上に「講座を最後まで続けられるか」に影響する要素です。

④.教材形式は「自分の学習スタイル」で決める

同じ行政書士講座でも、教材の形式はまったく異なります。大きく分けると、スマホ完結型・紙テキスト中心型・講義動画重視型の3パターンです。

タイプ特徴向いている人代表的な講座
スマホ完結型動画・問題集すべてアプリ内通勤時間やすきま時間を活用したい人スタディング
紙テキスト中心型フルカラー冊子+動画書き込みながら覚えたい人フォーサイト、ユーキャン
講義動画重視型著名講師の長時間講義授業形式でじっくり学びたい人伊藤塾、TAC、LEC

自分の学習スタイルを無視して講座を選ぶと、「教材が合わなくて続かない」という結果になりがちです。通勤中にスマホで学びたいのに紙テキスト中心の講座を選んでも、テキストを開く時間が確保できず積読になってしまいます。

講座を決める前に、「自分はどこで・いつ・どうやって勉強するか」を具体的にイメージしてみてください。

⑤.合格特典・返金制度を確認する

合格時の特典や不合格時の保証は、講座によって大きく異なります。受講料の実質負担額に直結するため、見落とせないポイントです。

講座合格特典不合格時の保証
アガルート全額返金 or お祝い金3万円再受講割引20%OFF
フォーサイトAmazonギフト券2,000円全額返金保証制度あり
(条件付き)
クレアールお祝い金あり2年間のセーフティコースあり
スタディングお祝い金10,000円

アガルートの全額返金制度は、合格体験記の提出やインタビュー協力が条件ですが、クリアすれば受講料が実質0円になります。フォーサイトの全額返金保証は不合格時の救済策で、一定の学習進捗条件を満たしていれば返金対象です。

合格特典の有無は「合格へのモチベーション」にも影響します。特に長期間の学習になる行政書士試験では、ゴール地点に報酬が見えていると継続しやすくなるもの。特典の内容と条件は事前に確認しておきましょう。

【タイプ診断】あなたに合う行政書士講座はどれ?

5つの判断基準を理解しても、実際にどの講座を選べばいいか迷うケースは多いものです。以下の診断フローで、自分のタイプを確認してみてください。

Q1
受講料は10万円以下に抑えたい?

この診断はあくまで目安です。最終判断は、無料体験で講義やテキストの相性を確認してから決めるのがおすすめです。「タイプに合う講座の無料体験を試す」という使い方をしてみてください。

行政書士のおすすめ講座10社を比較【一覧表】

ここまで解説した5つの判断基準をもとに、主要10社を一覧で比較します。まず全体像を把握し、気になる講座を絞り込んでみてください。

スクロールできます
講座名受講料(税込)合格率/合格者数質問対応教材形式合格特典
アガルート129,360円〜327,800円46.82% / 300名超Facebook
(無制限)
動画+テキスト全額返金 or 3万円
フォーサイト54,800円〜76,800円49.4% / —メール
(制限あり)
フルカラーテキスト+動画Amazonギフト券
スタディング34,980円〜59,400円— / 419名チケット制
(有料)
スマホ完結お祝い金1万円
伊藤塾198,000円〜238,000円— / 416名メール・電話
(無制限)
動画+テキスト
クレアール125,000円〜
(割引で5〜8万円台)
— / —メール・電話動画+テキストお祝い金あり
ユーキャン63,000円— / —メール
(1日3問)
テキスト+動画
TAC242,000円〜66.2%(※基準注意) / —メール・来校動画+テキスト
LEC255,000円〜— / 321名メール・来校動画+テキスト
資格スクエア69,300円〜— / —メールAI+動画
資格の大原193,000円〜— / —メール・来校動画+テキスト

※合格率・合格者数は各社公表値。算出基準が異なるため単純比較は推奨しません
※受講料はキャンペーン・時期により変動します

この表で2~3社に絞り込めたら、次のセクションで各講座の詳細を確認しましょう。

行政書士のおすすめ講座10社の特徴と選ぶべき人

比較表で全体像を把握できたら、気になる講座の詳細をチェックしていきましょう。各社のメリットと注意点を公平にまとめています。

アガルート|合格率46.82%+全額返金制度が強み

アガルート公式キャプチャ
アガルートの特徴
受講料(税込)129,360円〜327,800円
合格率/合格者数46.82% / 300名超
質問対応Facebook(無制限
教材形式動画+テキスト
合格特典全額返金 or 3万円
公式サイトURLhttps://www.agaroot.jp/

合格率46.82%(全国平均の約3.5倍)と全額返金制度を掲げる、近年受講者が急増している講座です。カリキュラムは初学者向けの「入門総合」から学習経験者向けの「中上級総合」まで幅広く展開されています。

アガルートのメリット
  • 合格率46.82%の実績(受講生ベースで公表)
  • 合格時に全額返金 or お祝い金3万円(インタビュー協力等の条件あり)
  • Facebook質問広場で質問回数無制限+月1回のカウンセリング

注意点

  • 受講料は129,360円〜327,800円と中〜高価格帯
  • 全額返金には条件があるため事前確認が必要
マナベル

合格実績とサポート体制を重視し、合格後の返金も視野に入れたい人におすすめできます。

フォーサイト|合格率49.4%+フルカラー教材で視覚学習

フォーサイト公式キャプチャ
フォーサイトの特徴
受講料(税込)54,800円〜76,800円
合格率/合格者数49.4% / —
質問対応メール(制限あり)
教材形式フルカラーテキスト+動画
合格特典Amazonギフト券
公式サイトURLhttps://www.foresight.jp/

合格率49.4%を公表し、フルカラーテキストが特徴の通信講座です。テキストの見やすさとコンパクトなカリキュラムで、効率的に合格を目指すスタイル。

フォーサイトのメリット
  • 合格率49.4%(受講生アンケート回答者ベース)
  • フルカラーテキストで視覚的に理解しやすい
  • 不合格時の全額返金保証制度あり(条件付き)

注意点

  • 質問回数に制限がある(コースにより異なる)
  • 合格率はアンケート回答者ベースのため、実態はやや下がる可能性あり
マナベル

視覚的にわかりやすい教材で効率よく学びたい人や、不合格時の保証も欲しい人はぜひチェックしてくださいね。

スタディング|34,980円〜の最安講座でスマホ完結

スタディング公式キャプチャ
スタディングの特徴
受講料(税込)34,980円〜59,400円
合格率/合格者数— / 419名
質問対応チケット制(有料)
教材形式スマホ完結
合格特典お祝い金1万円
公式サイトURLhttps://studying.jp/

受講料34,980円〜と業界最安水準。スマホ1台で講義視聴・問題演習・進捗管理のすべてが完結します。2023年度の合格者数は419名で、低価格ながら実績も十分です。

スタディングのメリット
  • 業界最安の34,980円〜(月額換算約2,915円)
  • スマホ完結で通勤・すきま時間を最大活用
  • AI問題復習機能で効率的な学習サイクル

注意点

  • 紙テキストは別料金のオプション
  • 質問対応はチケット制(有料)
マナベル

費用を抑えたい人や、通勤時間・すきま時間で学習したい人に向いています。

伊藤塾|法律系の名門で講義の質に定評

伊藤塾公式キャプチャ
伊藤塾の特徴
受講料(税込)198,000円〜238,000円
合格率/合格者数— / 416名
質問対応メール・電話(無制限
教材形式動画+テキスト
合格特典
公式サイトURLhttps://www.itojuku.co.jp/index.html

司法試験対策で圧倒的な実績を持つ伊藤塾の行政書士講座です。法律系の指導ノウハウが凝縮されており、講義の質と深さに定評があります。合格者416名という実績も信頼材料の一つ。

伊藤塾のメリット
  • 法律系資格指導の名門で、講師の質が高い
  • 質問対応は無制限(メール・電話)
  • 合格者416名の実績

注意点

  • 受講料198,000円〜と高めの価格帯
  • 講義時間が長く、まとまった学習時間の確保が必要
マナベル

法律をしっかり理解した上で合格したい人、将来的に司法書士など上位資格も視野に入れている人におすすめです。

クレアール|非常識合格法+割引制度でコスパ良好

クレアール公式キャプチャ
クレアールの特徴
受講料(税込)125,000円〜
(割引で5〜8万円台)
合格率/合格者数— / —
質問対応メール・電話
教材形式動画+テキスト
合格特典お祝い金あり
公式サイトURLhttps://www.crear-ac.co.jp/

「非常識合格法」を掲げ、合格に必要な範囲に絞った効率的なカリキュラムが特徴です。定価は125,000円〜ですが、頻繁に実施される割引キャンペーンで5〜8万円台になることが多い講座です。

クレアールのメリット
  • 割引適用で5〜8万円台になるケースが多い
  • 合格に必要な範囲に特化した効率的カリキュラム
  • 2年間有効のセーフティコースで不合格リスクに対応

注意点

  • 合格率・合格者数は非公表
  • 教材のデザインがやや古いとの口コミあり
マナベル

コスパ重視で、合格に必要な内容を効率よく学びたい人のほか、不合格時の保険も欲しい人におすすめですよ。

ユーキャン|初心者に優しい添削指導と知名度

ユーキャン公式キャプチャ
ユーキャンの特徴
受講料(税込)63,000円
合格率/合格者数— / —
質問対応メール(1日3問)
教材形式テキスト+動画
合格特典
公式サイトURLhttps://www.u-can.co.jp/

通信教育の大手ユーキャンが提供する行政書士講座です。受講料63,000円で添削指導つき。知名度の高さから、初めて通信講座を利用する人に選ばれやすい講座です。

ユーキャンのメリット
  • 添削指導があり、記述式対策に有利
  • テキストが初心者向けに設計されている
  • 大手の安心感と受講実績

注意点

  • 合格率・合格者数は非公表
  • 質問は1日3問まで
マナベル

通信講座が初めてで、添削指導を受けながら学びたい初学者はぜひチェックしてくださいね。

TAC|通学も選べる大手予備校の安心感

TAC公式キャプチャ
TACの特徴
受講料(税込)242,000円〜
合格率/合格者数66.2%(※基準注意) / —
質問対応メール・来校
教材形式動画+テキスト
合格特典
公式サイトURLhttps://www.tac-school.co.jp/index.html

会計系・法律系資格の大手予備校TACは、通学と通信の両方に対応しています。教室で仲間と学ぶスタイルを好む人に向いている講座です。合格率66.2%を公表していますが、算出基準には公開講座受講生を含む点に留意してください。

TACのメリット
  • 通学対応で教室学習が可能(全国主要都市)
  • 長年の指導実績と豊富なカリキュラム
  • 自習室の利用が可能

注意点

  • 受講料242,000円〜と高価格帯
  • 合格率66.2%は公開講座生を含む数値(フルコース受講生のみの合格率ではない)
マナベル

教室で対面授業を受けたい人や、自習室を活用して学習ペースを作りたい人に向いていますよ。

LEC|老舗予備校の豊富な講座ラインナップ

LEC公式キャプチャ
LECの特徴
受講料(税込)255,000円〜
合格率/合格者数— / 321名
質問対応メール・来校
教材形式動画+テキスト
合格特典
公式サイトURLhttps://www.lec-jp.com/

法律系資格の老舗予備校LECは、通学・通信の両対応で、初学者向けから上級者向けまで講座ラインナップが豊富です。合格者321名の実績があります。

LECのメリット
  • 通学・通信の両対応
  • 講座ラインナップが豊富で、自分に合ったコースを選びやすい
  • 合格者321名の実績

注意点

  • 受講料255,000円〜と高価格帯
  • 通信のみで受講する場合、コスパが見合うか要検討
マナベル

通学で仲間と学びたい人や豊富な講座の中から自分に合ったコースを選びたい人におすすめです。

資格スクエア|AI学習で効率を追求

資格スクエア公式キャプチャ
資格スクエアの特徴
受講料(税込)69,300円〜
合格率/合格者数— / —
質問対応メール
教材形式AI+動画
合格特典
公式サイトURLhttps://www.shikaku-square.com/

AI技術を活用した学習最適化が特徴の、比較的新しいオンライン講座です。受講料69,300円〜とミドル価格帯で、効率重視の学習スタイルを提供しています。

資格スクエアのメリット
  • AIが弱点を分析し、個別最適化された問題演習を提供
  • 受講料69,300円〜のミドル価格帯
  • オンライン完結で場所を選ばない

注意点

  • 合格率・合格者数は非公表
  • 歴史が浅く、受講者の口コミが少ない
マナベル

テクノロジーを活用した効率的な学習を好む人はぜひチェックしてくださいね。

資格の大原|通学・通信の両対応で柔軟

資格の大原公式キャプチャ
資格の大原の特徴
受講料(税込)193,000円〜
合格率/合格者数— / —
質問対応メール・来校
教材形式動画+テキスト
合格特典
公式サイトURLhttps://www.o-hara.jp/

会計系資格で圧倒的な実績を持つ大原の行政書士講座です。通学と通信の両方に対応し、全国に校舎を展開しています。

資格の大原のメリット
  • 通学・通信の両対応(全国に校舎あり)
  • 会計系資格での指導ノウハウの蓄積
  • 自習室の利用が可能

注意点

  • 受講料193,000円〜と高めの価格帯
  • 行政書士講座としての知名度は会計系ほど高くない
マナベル

通学も選択肢に入れたい人や、大原ブランドの安心感を重視する人におすすめです。

目的別おすすめ講座の選び方

10社の詳細を確認しても、まだ迷う人は少なくないでしょう。ここでは優先条件ごとに「まず検討すべき講座」を整理します。

①.費用を抑えたい人向けの講座

限られた予算で合格を目指すなら、まず検討すべきはスタディング(34,980円〜)とクレアール(割引適用で5〜8万円台)の2社です。

スタディングは月額換算で約2,915円。スマホ完結型のため追加の教材費もほぼかかりません。ただし紙テキストが必要な場合はオプション料金が発生します。

クレアールは定価だと12万円台ですが、頻繁に割引キャンペーンを実施しており、実質5〜8万円台で受講できるケースが多くなっています。2年間有効のセーフティコースを選べば、不合格時の再受講費用も抑えられるのがメリットです。

「安いから質が低い」とは限りません。スタディングは合格者419名を輩出しており、低価格でも実績は十分。ただし質問サポートが有料のため、学習中に疑問が多く出そうな初学者は注意してください。

②.合格率を重視する人向けの講座

合格率を基準に選ぶなら、フォーサイト(49.4%)とアガルート(46.82%)が有力候補です。ただし前述の通り、算出基準が異なる点には注意が必要です。合格率だけでなく、合格者数の実数も確認しましょう。

アガルートは300名超、スタディングは419名、伊藤塾は416名、LECは321名——合格者の「量」でも各社を比較すると、より正確な判断ができます。

合格率だけで決めるのではなく、「自分の学習スタイルに合った教材か」「サポート体制は十分か」を併せて確認した上で、合格実績を最終的な判断材料にするのがよいでしょう。

③.サポート体制を重視する人向けの講座

「一人で学習を続けられるか不安」「わからないことをすぐに聞きたい」——そう感じるなら、アガルートか伊藤塾が有力候補です。

アガルートはFacebookの質問広場で回数無制限の質問対応に加え、月1回のカウンセリングで学習進捗を相談できます。伊藤塾はメール・電話での質問が無制限で、法律系指導の名門としての回答品質に定評があります。

行政書士試験の挫折原因で最も多いのは「わからないところが解消できずモチベーションが下がる」こと。サポート体制への投資は、合格への近道と考えてよいでしょう。

④.スマホ学習メインの人向けの講座

通勤時間やすきま時間を活用して学びたい人は、スタディングか資格スクエアが候補になります。

スタディングは講義動画・問題演習・進捗管理のすべてがスマホアプリ内で完結します。1回の講義が15〜30分程度に分割されており、すきま時間に最適化された設計です。

資格スクエアはAIによる弱点分析と個別最適化された問題演習が強みで、効率重視の学習ができます。

スマホ学習のメリットは「場所を選ばない」だけではありません。移動時間が「学習時間」に変わるため、1日あたりの学習量を30分〜1時間上乗せできるのです。

仕事が忙しい社会人ほど、スマホ対応の充実度が講座選びの決め手になるのではないでしょうか。

行政書士講座の費用を抑える3つの方法

行政書士講座の受講料は安いもので3万円台、高いもので30万円超。この費用差に二の足を踏む人は多いですが、制度や特典を活用すれば実質負担を大幅に減らせます。

①.教育訓練給付金の活用法と対象講座

雇用保険の被保険者(または離職後1年以内の人)なら、教育訓練給付金を利用できる可能性があります。受講料の20%(最大10万円)がハローワークから支給される制度です。

申請の流れ
  1. ハローワークで受給資格を確認
    (被保険者期間が初回は1年以上、2回目以降は3年以上)
  2. 対象講座に申し込み、受講開始
  3. 受講修了後、1ヶ月以内にハローワークで支給申請
  4. 受講料の20%(最大10万円)が支給される

対象講座はフォーサイト、TAC、LEC、資格の大原などが該当します。「自分が対象かわからない」という場合は、最寄りのハローワークに電話で確認するのが確実です。

②.各社の割引制度・キャンペーン情報

多くの講座が期間限定の割引キャンペーンを実施しています。主な割引制度は以下の通りです。

  • 早期申込割引
    試験翌年(11〜12月)の申込みで10〜30%OFF(アガルート、クレアール等)
  • 再受講割引
    過去に同社の講座を受講した人向け。アガルートは20%OFF
  • 他資格合格者割引
    宅建や簿記の合格者向けの割引(アガルート等)
  • クレアールの割引
    月ごとに変動するキャンペーン価格で定価の40〜60%OFFになることも

割引率やキャンペーン内容は時期により変動するため、各社公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。

③.合格特典・全額返金制度の比較

合格後にお金が戻る制度を活用すれば、受講料の実質負担はさらに下がります。

講座合格特典条件実質負担額
アガルート全額返金 or お祝い金3万円合格体験記提出+インタビュー協力合格すれば実質0円
フォーサイトAmazonギフト券2,000円合格体験記提出受講料−2,000円
スタディングお祝い金10,000円合格体験談投稿受講料−10,000円

「合格すれば全額返金」のアガルートは、合格へのモチベーション維持にも効果があります。ただし返金の条件(インタビュー協力等)は、事前に確認しておきましょう。

行政書士は独学でも合格できる?講座を使うメリット

「講座に数万〜数十万円払わなくても、独学で合格できるのでは?」——この疑問を持つのは当然のことです。

結論から言うと、独学合格は不可能ではありませんが、講座利用と比較して時間的・金銭的なリスクが大きくなります。

独学のメリットとデメリット

独学の最大のメリットは費用の安さです。市販テキスト・問題集を一式揃えても1〜3万円程度で済みます。自分のペースで学習を進められる点も利点の一つ。

一方、デメリットは以下の通りです。

  • 法改正への対応が遅れる
    (市販テキストの改訂は年1回)
  • 記述式問題の対策が難しい
    (添削を受けられない)
  • 疑問点を解消する手段が限られる
    (質問できる相手がいない)
  • 学習計画を自分で立てる必要がある
    (何をどの順番で学ぶか迷いやすい)

合格率12〜14%の試験で、これらのデメリットは合否に直結します。

独学と講座の費用・時間を比較する

項目独学通信講座(平均)
費用1〜3万円3〜20万円
学習時間目安800〜1,000時間600〜800時間
合格までの年数2〜3年かかるケースも1〜2年が多い

独学は費用が安い反面、不合格→再挑戦のサイクルが長引きやすい傾向があります。

仮に独学で2年かかった場合、2年分の機会費用(その間に稼げたはずの収入増)まで考えると、講座を利用して1年で合格した方が総合的なコストは低い可能性もあるのです。

「費用の安さ」だけで独学を選ぶのは、長期的には割高になるリスクがあります。自分の学習スタイルと確保できる時間を考慮した上で、独学と講座のどちらが合理的かを判断してみてください。

行政書士講座でよくある質問

行政書士の講座選びでよく寄せられる質問とその回答をまとめました。

行政書士は独学でも合格できますか?

合格は不可能ではありませんが、合格率12~14%の試験では非効率です。

講座利用者は全国平均の3~4倍の合格率を出しているデータもあります。費用を抑えたい場合でも、スタディング(34,980円~)のように独学に近い価格帯の講座があるため、検討してみてください。

行政書士の講座はいつから始めるのがベストですか?

試験(11月)の約1年前、前年の11~12月が標準的な開始時期です。

半年前(5月頃)からでも合格実績はありますが、1日3~4時間の学習が必要になります。社会人は1年計画で余裕をもって始めるのが現実的でしょう。

教育訓練給付金を使える行政書士講座はどれですか?

フォーサイト、TAC、LEC、資格の大原などが対象です。

受講料の20%(最大10万円)がハローワークから支給されます。対象講座は変更される場合があるため、厚生労働省の検索システムで最新情報を確認してください。

行政書士の講座で費用が安いのはどこですか?

最安はスタディング(34,980円~)です。次いでフォーサイト(54,800円~)、クレアール(割引適用で5~8万円台)。

ただし「安さ」だけでなく、サポート内容や自分の学習スタイルとの相性を含めた「費用対効果」で判断することをおすすめします。

通信講座と通学講座はどちらがいいですか?

社会人は通信講座が主流です。通学はTAC・LEC・大原など一部予備校に限られ、費用も20万円超が多くなります。

通信でもオンライン質問やカウンセリングが使える講座が増えており、サポート面の差は縮まっています。「教室で強制的に学ぶ環境が必要」と感じる人以外は、通信で十分でしょう。

行政書士講座の合格率はどこまで信頼できますか?

各社の合格率は算出基準が異なります。フォーサイト(49.4%)はアンケート回答者ベース、アガルート(46.82%)は受講生ベース、TAC(66.2%)は公開講座生を含む数値です。

合格率の数字よりも、①算出基準の透明性、②合格者数の実数、③自分に合った教材・サポートかどうかで判断する方が合理的でしょう。

行政書士試験の合格に必要な勉強時間はどれくらいですか?

一般的に600~800時間が目安です。1日2時間で約1年、1日3時間で約8~9ヶ月。

法学部出身や宅建合格者は500時間程度で合格する例もあります。講座を利用すると独学より100~200時間短縮できるとされています。

講座を途中で挫折しないためにはどうすればいいですか?

挫折の最大要因は「疑問が解消されない」と「学習ペースが崩れる」の2つです。

質問対応が無制限のアガルートや伊藤塾、学習進捗管理機能があるスタディングは挫折防止に強い講座です。受講前に無料体験で講師や教材との相性を確認しておくと、「思っていた内容と違った」という挫折を防げます。

【まとめ】行政書士の講座選びで後悔しないために

行政書士の講座選びで押さえるべきポイントを振り返ります。

  • 費用は「合格までの総コスト」で比較する
    ——受講料の安さだけで選ばない
  • 合格率は「算出基準」を確認する
    ——数字のマジックに惑わされない
  • サポート・教材・特典も含めて5つの軸で判断する
    ——1つの基準だけで選ばない
  • 自分のタイプに合った講座を2〜3社に絞る
    ——万人向けの正解はない
  • 最終判断は「無料体験」で確かめる
    ——講義やテキストとの相性は体験しないとわからない

タイプ別に1社だけ挙げるなら、コスパ重視ならスタディング、サポート重視ならアガルート、教材の見やすさ重視ならフォーサイト、講義の深さ重視なら伊藤塾です。

とはいえ、この記事を読んだだけで決める必要はありません。多くの講座が無料体験やサンプル講義を提供しています。気になった2〜3社の無料体験を試し、「自分が続けられそうか」を体感した上で決めるのが、後悔しない講座選びの最後のステップです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人